お客さんに行動を促す感情とは?
何かをセールスする際に、お客さんに行動してもらうためには感情に訴える
のが効果的だという記事を書きました。
その感情は、大きく2種類に分けることができます。
それは、ポジティブな感情とネガティブな感情です。
ポジティブな感情には、
幸福、愛情、博愛、羨望、好奇心、自信、優越感などがあり、
ネガティブな感情には、
怒り、嫌悪、怠惰、悲しみ、無関心、恐怖、絶望、劣等感などがあげられます。
より強く行動を促すのは?
人は、ポジティブな感情を得ることができるように行動し、また、ネガティブ
な感情を避けるように行動するものです。
でも、より強く行動を起こさせるのは、ネガティブな感情です。
例えば、少し離れたある場所まで行けば無条件に1万円もらえると言われた
場合と、行かなければ1万円取られると言われた場合、どちらがより行動を
起こし易いでしょうか?
ほとんどの人は後者だと思います。
お客さんに自社の商品・サービスの良さを説明する場合にも、このことを
利用すると、より効果的です。
今よりもっと良い状態になれるということも、悪い状態になるのを避けられる
ということも、どちらもお客さんにとっては「好ましい状態」であることに
違いはありません。
でも、悪い状態を避けられるという方が、より強くアピールすることができる
のです。
例えば、歯科医院などでは虫歯や歯槽膿漏になった悲惨な状態の写真が掲示
されてることがありますよね。
そういう状態を避けるために、早めの治療や予防検診を受けるよう促すわけ
です。
あなたの商品をアピールしたいときに、是非、参考にしてみてください。