マーケティングの基本「3つのM」

どんなビジネスにも適用できる、繁盛するために必要なマーケティングの要素
として「3つのM」というものがあります。
それは、「マーケット」、「メッセージ」、「メディア」です。

これを提唱するのは、ダン・S・ケネディ。
米国のダイレクト・レスポンス・マーケティングの権威であり、フォーチュン
500社や名の通った大手企業をクライアントに持ち、その実績から「億万長者
メーカー」とも呼ばれています。

では、マーケティングに不可欠な「3つのM」とは、具体的にどんなもので
しょうか。

マーケティングの「3つのM」1:マーケット(Market)

「マーケット」というと、何か漠然とした人の集まりを想像してしまいがちです。
でも、ここでは、あなたのお客さんは「誰」なのか?ということです。

どんな人があなたの商品を必要としているのか、その人はどんな欲求を持って
いて、どんな日常生活を送り、どんな価値観を持っているのか。
そういった、具体的なお客さんの姿をイメージする必要があります。

マーケティングの「3つのM」2:メッセージ(Message)

お客さんにマッチした「メッセージ」です。
あなたが商品を売りたいお客さん像が具体的であればあるほど、そのお客さん
に響く強いメッセージを思い浮かべることができます。

また、連絡先を提供したりなどの反応を誘発するために、あなたがオファー
するモノもメッセージに含まれます。

オファーするモノとは、お客さんの連絡先などと引き換えにあなたが無料で
提供するものです。
それは、印刷物や情報やサービス、景品など何でも構いませんが、「誰」が
明確になっていれば、お客さんが欲しがるものも分かるはずです。

マーケティングの「3つのM」3:メディア(Media)

お客さんにメッセージを届けるための「メディア」です。
どんなにいいメッセージを作ったとしても、それがお客さんに届かなければ
意味がないですよね。

そのためには、あなたが想定するお客さんが、普段どんなメディアに接して
いるのかを把握しておく必要があります。
これも、「誰」が具体的になっていれば、それほど難しいことではありません。

これら3つの要素は、どれが欠けても機能しません。
3つすべてが正しく揃っていて、初めて効果を発揮するのです。

その意味で、どれも同じだけ重要で順番はつけられないとダン・S・ケネディは、
その著書の中で記載しています。

でも、最初に「誰」を想定しないと、響くメッセージをつくることも正しい
メディアを選ぶこともできません。
その意味で、私は「誰」を最初に持ってくるべきだと考えています。

あなたがもし、広告やチラシを出しても反応が得られないとお考えなら、
これら「3つのM」が正しく揃っているか、見直してみることをお薦めします。

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