効果的な広告の5つのポイント
チラシやDM、Webページなどを使って商品を広告する場合、その広告を
効果的なものにするためのポイントがあります。
これは、その広告が商品を直接販売するためのものでも、見込み客の連絡先を
得るためのものでも同様です。
効果的な広告のポイントとは、以下の通りです。
効果的な広告1.必ず1つ以上のオファーを入れる
広告の中には、商品の説明と販売元の名前、連絡先だけしか書いてないような
ものがあります。
大企業が出すイメージ広告などは、商品説明がない代わりに抽象的な表現が
行われるだけで、同じようなものですね。
大企業が行う、このような広告には、直接商品を販売するのとは別の目的が
あるので、小さな会社がそれを真似するべきではありません。
あなたの商品を1個買うと、2個めが無料になるとか、連絡先を入力したら
無料のプレゼントがもらえるというオファーを必ず入れましょう。
それがない広告は、営業に行って世間話をして帰ってくるようなものです。
効果的な広告2.いますぐ行動するよう伝える
あなたが何かの広告を見て、いいな、欲しいなと思ったときのことを想像して
みてください。
そして、すぐに別の用事ができたとしたら、あなたはその用事を済ませたあと、
その商品を思い出すでしょうか?
広告を見て欲求が生じたその時が、もっとも行動を起こしやすいときです。
オファーのなかで期限をもうけるとか、先着順にするとか、とにかくすぐに
行動してもらうよう促しましょう。
効果的な広告3.明確な指示をする
人は迷ったり、混乱したりすると行動しなくなる傾向があります。
ですので、広告を見て何をするべきかを具体的かつ明確に指示する必要が
あるのです。
例えば、「今すぐここにお電話を。」とか「ここをクリックしてください。」
とか、あなたが何をして欲しいのかを明確に伝えましょう。
効果的な広告4.広告の効果を測定する
どれだけの広告を行い、その結果どれだけの効果があったかを測定することは、
次の広告をより効果的なものにするために必要なことです。
仮に、広告Aで1人のお客さんを獲得するのに5,000円かかり、広告Bでは
8,000円かかったとします。
単純にこれだけ見れば、広告Aの方が効果的に見えますよね。
でも、広告Aで買ったお客さんは価格の安い商品を買い、広告Bのお客さんは
高額商品を買ってくれたとしたら、どうでしょうか?
費用対効果を正しく判断できるだけのデータを集めることが必要です。
効果的な広告5.フォローアップを行う
商品を買わないまでも、問い合わせなどではじめてあなたに接触してきた人の
連絡先は、必ず聞き出しましょう。
興味があるから問い合わせてきたのですから、有力な見込み客です。
Webページ経由やメールでの問い合わせなら、回答先としてメールアドレスが
入手できるので、あとのフォローが楽になります。
以上が効果的な広告のポイントですが、通販会社の広告が良い見本になります。
折り込みチラシなどでも、サンプル請求のための返信用ハガキが付いた広告が
入ったりしますが、それらをぜひ参考にしてみてください。