商品よりも惚れ込むべきもの

経営者や事業主のあなたなら、自分が提供している商品・サービスには自信を
持っているはずです。
あるいは、商品そのものが好きで事業を行っている方も多いでしょう。
コーヒーが好きでカフェを営む。
モノづくりが好きで製造業を経営する。
自転車が好きでサイクルショップを開いている。
好きでなければ仕事は辛いし、長続きしませんよね。
本当に惚れ込むべき相手
でも、ここで1つ注意したいのは、自社の商品・サービスに惚れ込むあまり、
そちらにばかり気を取られてはいけないということです。
例えば、
「この商品は〇〇産の最高の素材を使っているから、品質には絶対の自信が
あります。」
とか、
「卓越の職人技が生み出す精巧なつくり。」
とか言われても、お客さんはピンとこないのです。
必要なのは、商品に注目するのではなく、お客さんに注目することです。
お客さんの抱えている問題はなにか?
その原因となっているものは?
どうすれば、その問題を解決することができるか?
これらを把握したうえで、お客さんが、あなたの商品やサービスを手に入れる
ことによって問題を解決できないか、と考えることです。
米国のトップマーケティングコンサルタントであるジェイ・エイブラハムは、
その著書の中でこう記しています。
「本当に愛着を持つべき相手は、あなたのクライアントなのだ。」
-ジェイ・エイブラハム 『ハイパワー・マーケティング』より
どうしたら自社の商品・サービスを買ってもらえるか、を考えるのではなく、
自社の商品・サービスによって、お客さんにどんな利益を与えられるかを
考えるべきだ、というわけですね。
商品の品質ではなく、それがもたらす利益をお客さんにアピールするのです。
それが結果的には、お客さんとの絆を強めることにつながり、あなたの
ビジネスを成功へと導くことになります。