無料でアクセスを集める -コンテンツSEOとは?

Webサイトにアクセスを集める方法について、以前の記事でその概要を説明
しました。
その中で、SEO(Search Engine Optimization=検索エンジン最適化)
について、簡単に触れています。

SEOの手法はいろいろありますが、専門的な知識を必要とせず、小さな会社
にとっても比較的とりくみ易いコンテンツSEOについて解説します。

コンテンツSEOとは?

簡単に言うと、「ターゲットとして想定した見込み客が求める良質な情報を
Webサイトのコンテンツとして提供することにより、検索サイトで上位表示
されることを目指すこと」です。

見込み客がどんな問題を抱え、どんなキーワードで検索するかを推測して、
その問題を解決するために役立つ情報をWebサイトに掲載するわけです。
そうするためには、見込み客をよく知る必要があるのは、言うまでもないこと
ですよね。

見込み客が抱える問題はひとつとは限らないので、いくつものキーワードに
対応するように複数のコンテンツを用意する必要があります。

一度にすべてのコンテンツを用意してWebサイトに掲載することもできます
が、少しずつコンテンツを増やしていく方が、とりくみ易いし得策です。
頻繁に更新されていることも、上位評価を得るための条件になっていることを
考えると、なおさらです。

その意味では、ブログを利用するのが、最も手っ取り早い方法です。

従来のWebサイト評価の問題点

以前の検索サイトでは、他のサイトから多くのリンクを受けているサイトが
高く評価されてました。
学術論文の世界で、他の論文に多く引用されるほど、その論文の質が高いと
評価されるのと同じ理屈ですね。

ところが、そのしくみを逆手にとって、価値のない低品質のサイトを大量に
立ち上げ、そこからリンクすることによって、サイトの評価を上げるという
手法が台頭し始めたのです。
このような外部リンクを有料で販売する業者は「被リンク業者」などと呼ばれ
ていました。

単にリンクすることだけを目的としたサイトは、人が見て役立つ情報もないし、
サイト間の関連性などもまったくありません。
これでは、見る人にとって何の意味もないし、Webサイトを正しく評価する
こともできませんよね。

注目されるコンテンツSEO

その対策として、現在では評価技術の進歩により外部リンクの数だけでなく、
そのサイト自体の質や、リンク元のサイトとの関連性などを、より重視して
評価するようになったのです。

検索する人の立場に立てば、当然といえば当然の流れなのですが、それまでの
評価技術では、そこまで考慮できなかったということでしょう。

現在では外部リンクを販売するような業者は少なくなってますが、もし仮に
そのような業者から外部リンクを購入してしまった場合は、検索サイトから
ペナルティが課されることもあります。
そのため、お金をかけた結果、逆に検索結果から除外されるようなことにも
なりかねません。

ですから、検索する人の役に立つ良質なコンテンツを提供することを考える
コンテンツSEOは、Webサイトにアクセスを集めるための王道とも言える
ものです。

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